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マメは5月18日
「患者を殴り『しゃべるな黙ってろ』」
八王子・滝山病院の“おぞましい実態”が明るみに出るまで NHKドキュメンタリー班の調査報道が「精神医療の闇」を暴いた #1
https://bunshun.jp/articles/-/61166
という記事を見付けた。
この事件の現場となってしまった東京都・八王子市に所在する滝山病院の朝倉重延院長らは、全国の民間の精神科病院でつくる「日本精神科病院協会」(山崎学会長)の聞き取り調査に対し「寝耳に水だ」と話し、また 退院患者に占める「死亡による退院」の割合(死亡退院率)の高さについて、滝山病院側は「他で受け入れられない合併症の患者を多く受け入れているため、やむを得ない」と説明。
また協会が事件を受け、転院を希望する患者を支援する予定だが、滝山病院側は「転院を希望している患者はいない」と話したという。
滝山病院長「寝耳に水」 精神科病院協会の調査に 患者暴行事件
https://www.asahi.com/articles/OXIE00V.html
都は検査4回、虐待確認できず 院長、過去にも改善命令 滝山病院
https://www.asahi.com/articles/A002.html
以上に紹介した2つの記事を読んで
朝倉院長は、過去に院長を務めた「朝倉病院」(埼玉県)でも、同県から精神保健福祉法に基づく改善命令を複数回受けている。同院は診療報酬約2700万円を不正請求したとして、2001年に厚生労働省に保険医療機関の指定を取り消され、廃院。朝倉氏自身も保険医指定を取り消されているそうだ。
恐らく「日本精神科病院協会」や検査を4回行った東京都も以前から滝山病院内での日々エスカレードしている患者への虐待・暴言行為と事件隠ぺいについての情報は知っていた筈だ。だが滝山病院側が主張している「他で受け入れられない合併症の患者を多く受け入れているため、やむを得ない」という言い訳に対して事なかれ主義を貫きたかったのであろう。
だがNHKでのドキュメンタリー番組放映と警察の介入によって民間の精神科病院のイメージ悪化を恐れて慌てて調査を行った。
恐らく新型コロナ感染症の影響による医療スタッフ不足を言い訳に水面下では、今回のような暴言や虐待が増えている筈だ。
精神科病院での虐待・暴言を根絶するには、
〇 精神科病院の削減
〇 精神科病院の看護師の配置基準の改善(現在:一般病床では医師は護職員は入院患者3人に1人。 一方、精神病床では看護職員は入院患者4人に1人。)
だとマメは思っている。
緊急オンライン企画「滝山病院問題と障害のある人たち」
【らせん座談会】
http://www.jcil.jp/zadankai/index.html
滝山病院問題から考える~精神科病院の不祥事はなぜ繰り返されるのか
https://mainichi.jp/premier/health/articles
マメ達当事者も精神科病院の現実を直視しようではないか?