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マメは11月29日、ひと・まち交流館京都で開催された
“障害のある人と暮らす~「きょうだい」の立場から”を聴いた。
このブログの読者達の中には、今回の講演のテーマである
「“きょうだい”という文字の表記を、なぜ“兄弟”と
表記しないの?」と思った人も多いであろう。
その理由について“きょうだいによるトーク”の
コーナーの登壇者をして語った京都きょうだい会の
奥真木氏は「何らかの障害のある人の
兄弟姉妹のことをひらがな表記での
“きょうだい”と呼んでいる。」と語った。
京都きょうだい会
https://kyoto-kyodai.jimdofree.com/
今回の講演で上映されたドキュメンタリー映画
「僕とオトウト」のように、きょうだいとの
関係性・距離感・将来への不安を抱えながら
高嶋ちさ子、ダウン症の姉&父の姿を公開
「みっちゃんの妹愛最高です」「安定の名コンビ」
https://hochi.news/articles/2022.html
関係性・距離感・将来への不安を抱えながら
暮らしているきょうだいの一人として、
バイオリニスト&毒舌タレントとして
活動している高嶋ちさ子氏がいる。
高嶋氏は「姉がダウン症。」と世間に公表し、
自身が出演したテレビ番組の中で
「(母が)私と兄を産んだのは…、将来、
母と父が亡くなった時に、みっちゃん(未知子さん)の
面倒をみる人を産んだ」と説明。
物心ついた頃から姉の世話役が当たり前だと
思って生きてきたといい、「『みっちゃんがいなかったら、
産んでないから』って言われた」ことも明かしている。
高嶋氏のように強靭なポジティブな精神を
維持しているきょうだいは、非常に少ない。
「高齢者・病人・障害児者の介助は、家族が行うべき。」
という我が国での昔からの古い考え方を一掃すれば
家族の関係性・距離感も近くなるに違いない筈だ。