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マメは1月20日
第36回国際障害者年連続シンポジウム・京都市居宅介護等事業連絡協議会合同企画(二回続) http://www.jcil.jp/symp/2022/txt.html
をオンライン会議ソフトzoomを利用して聴講した。
今回のシンポジウムのテーマは
当事者、支援者、家族、みんなが安心できる地域での生活とは?
~障害のある人たちが地域で支援を得ながら暮らしていくために~
である。
全国的な新型コロナウィルス感染症第6波の影響でも、
障害当事者も暖房の効いた自宅等でシンポジウムを聴講出来る。
地域で生きられる障害当事者は、一部の人達。
の2点を聴講しながら噛みしめた人達も多いであろう。
地域で暮らす・・・住まいを施設や病院から
単に元の家庭に戻すことではなく、障害者個々人が
市民として、自ら選んだ住まいで安心して、
自分らしい暮らしを実現することを意味する。
... 本来は誰もが地域で暮らしを営む存在であり、
障害者が一生を施設や病院で 過ごすことは普通ではない。
ことである。
療護施設と介助事業所との「障害者の生活」
についての考え方の違い。
地域住民の障害者への無理解
財政難となっている自治体による
福祉サービス運用の硬直化
慢性的なヘルパー不足。
等が障害者の地域移行を妨げている
主な原因として挙げられる。
それらの中でマメが一番心配している点は、
年老いた障害当事者の両親達の心の中に
「我々両親が我が子の介護が出来なってきた。
我が子の存在を兄弟姉妹の重荷としたくない。
もう中年となってしまった重度障害を
抱える我が子が今から一人暮らしなんてさせず、
安心安全が保障されている施設で
生活させていた方が・・・。」という考えの
年老いた両親だけが我が国の社会の中で
孤立してしまっていることである。