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車いすユーザーの目線で「京のまち」週1回愚痴ります。 お付き合いくださいね。

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ブログテーマ:ある中央官僚が体験している障害のある人の子育て談


マメは125

 

障害者雇用に取り組みたくて入省したら、障害がある息子が生まれた

母として役人として目指してきたこと

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/

 

いう記事を見付けた。

この記事は厚生労働省に勤務する

障害者雇用対策課長小野寺徳子氏が、

官僚と障害のある子の子育ての2つの視点から見た

障害のある我が子に付いて語った体験談である。

この記事の中でマメが気に入った項目と

その理由は、以下のとおりである。

 

1,  息子の障害が見つかる「なんでうちの子なんだろう?」

理由: 医師に「「右側頭葉に萎縮の疑いがある」

と言われたときの母親の心境はどのようなものであるのであろう。

記事の中で小野寺氏は「診断されて

愕然とする、ということはありませんでした。」

と述べている。

マメは「小野寺氏は福祉制度について熟知しているとは思うが、

そんなに前向き考えが切り替えられるのか?・・・・。」と思っている。

 

2,  やりがいが抱けなかった就労訓練の福祉事業所

理由:息子の広也氏が務めていた特例子会社の

新しい社長に小野寺氏が面接しにいくと、

「毎日2時間かけて通っているのに

賃金に見合った仕事ができていない。

本人にとっても良くないのでは」と突き放された。

「こういう時に私は母親の立場もあるのですが、

行政の立場で考えてしまうところがあるのです。

両者言い分があるな、とつい思ってしまう」

「親としてはそんな状況に息子を置いておくのは

かわいそうですし、正直『特例子会社なのに』

とも思いましたが、労働行政の立場だと

ここで苦慮させることで障害者雇用にネガティブに

なられても困ると考えてしまう」という場面で、

普通の障害のある親ならば、「感情論を展開する。」

または「絶望間に陥ってしまう。」ことになるであろう。

だが小野寺氏は「こういう時に私は母親の立場もあるのですが、

行政の立場で考えてしまうところがあるのです。

両者言い分があるな、とつい思ってしまう」と

母として冷静に状況を把握しようと努めている点だ。

 

全ての障害のある親達が、小野寺親子のようには

暮らせないことは、承知している。

だが我が国では財政悪化によって、

弱肉強食の傾向が毎年強くなっている中、

小野寺氏ように官僚と障害のある母親の

2足の草鞋を長い間履いている人が

存在しているだけで、少しだけ心の救いに

なったマメである。

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