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車いすユーザーの目線で「京のまち」週1回愚痴ります。 お付き合いくださいね。

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ブログテーマ:マメが、障害者就労支援B型事業所を利用しながら考えていること


京都市に転居後マメは毎週1日、

NPO法人 I and Iが運営している

就労継続支援B型Peace-full Linkに通い、

商品を入れる袋のシール貼り等の軽作業を行っている。

 

千葉県立船橋養護学校高等部を

18歳で卒業した当時は

「こんな単純作業を行う為に、

生きているんじゃない。

絶対にオレは一般企業に就職する。」と考え、

当時千葉県市川市にしていた行徳作業所には

全く見向きもしなかった。

 

「人間が丸くなった。」という自覚はないが、

就労継続支援B型の事業所で

軽作業を行っている姿を見せている現在のマメ。

 

就労移行支援:障害者への職業訓練制度であり、

一般就労等を希望し、知識・能力の向上・

実習・職場探し等を通じ、適性に合った

職場への就労等が見込まれる65歳未満の者を

対象とする利用者は企業等への就労を希望する者、

技術を習得し、在宅で就労・起業を希望する

障害者等である。

 

就労継続支援:援助付き雇用のひとつであり、

一般の企業・公益法人などの団体に

就職することが困難な障害者に提供される。

 

事業所(作業所)は、大きく

A型事業所」と「B型事業所」とに

分かれているが、基本的なコンセプトは、

障害者に最終的には一般企業・団体での

就労を目指すことを念頭に置き、

就労に際して必要な最低限のスキルや

技能を身に着けることを目的とする。

 

決定的な違いとしては事業所の企業・

団体との雇用契約の有無であり、

A型事業所は求人者(利用者)と

事業所がパートとして雇用契約が

締結されるため、各都道府県が定める

最低賃金の給与が保証される。

 

対してB型事業所は事業所との

雇用関係はないが、事業所から

給与に代わる作業費用

(工賃、最低月額3000円)を

受給して就労を行う。

 

以上で記載したように、障害者の就労支援には

就労継続支援と就労移行支援がある。

 

もちろんこれらの制度を利用している障害者達も

本音では「生活する為」や「お金が大好き!!」である。

 

よく福祉関係者間で一般的に考えられている

“生き甲斐”や“居場所づくり”だけの為に、

これらの制度を利用しているのではない。

 

芸人の世界と一般社会では違う?盲目の漫談家濱田祐太郎と考える「障がい者が働く、障がい者と働く」ということ

https://jocr.jp/raditopi/2021/03/19/263418/

 

のサイトの中で、漫談家の濱田祐太郎氏が

「芸人の世界にはジョブコーチはいない。

養成所(NSC)の先生はジョブコーチの存在かもしれない。」

のコメントから、「芸人の世界には、

障害の有無は関係ない。周囲の人は、

障害のある芸人として接している。

だから自分も努力し続けないと生き残れない。」

という思いがひしひしとマメにはつたわってきた。

 

我が国では今もって“障害者が働く”ことさえ

難しい世の中であるが、“障害者と働く”

“障害者が働く”2つの言葉の違いを、

君達が所属している上司の人は

本当に理解してくれているだろうか?

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