初雪の便りが北国より発信され始めた11月23日、
マメは京都文教大学で行われた臨床心理士実習に参加した。
今回のテーマは、
“音さがしコラージュとサウンドストーリー”。
実習内容は、
① 約15分間大学構内を秋らしい音を散策して見つける。
② 探し出した音を絵に描く。
③ 描いた絵を準備された楽器を使って、音で表現する。
の3つである。
私達人間にとって生活音・音楽・歌・・・・
“音”の無い生活は考えられず、赤ちゃんが喜ぶ
音を集めたアプリケーションも存在し
刑務所の独房に収容されている囚人にとっては、
“音”の無い生活は苦痛の極みだと聞いたことがある。
“音と障害者”といえば、パソコンやスマートフォンの
音声ソフト等視覚障害者の支援ソフトという
貧弱なイメージしか浮かんで来ないマメ。
しかし“幻聴”等、音に悩んで生活している
発達障害者・精神障害者(精神病の人)も多い。
また当事者の悩みや苦しみが家族や周囲の人に
理解されず、怠けている・神経質な人・怖いという
イメージだけを世間の人達に植え付けてしまい、
症状が悪化してしまう人の例をよく聞く。
認知症の人や精神障害者(精神病の人)等には、
音楽療法には効果があると言われ、
全国各地で高齢者ケア・引きこもり児童のケア
などの現場で活発に活動が展開されており、
岐阜県音楽療法研究所を嚆矢として
自治体、大学でそのための研修、研究機関を
設けるところも出てきた。
公的機関の認定として奈良市・岐阜県・兵庫県が
独自の市及び県認定音楽療法士という資格を
出しているそうだ。
今回の実習でどれぐらい学生達が音をとおして、
精神障害者(精神病の人)の置かれている状況や
心理が伝わっているか?はマメには解らない。
学生達は祝日に行った今回の実習を
「単位取得目的で出席した、音遊びの時間」と
錯覚しないで欲しい。
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