障害程度区分4で車いすユーザーであるマメは、
今年12月で50歳を迎えてしまう。
50歳を迎える前にして身体が“硬くなる。”
“突っ張る。”という症状が頻繁に出始めただけでなく
「よっこいしょ。」「疲れた~。」という一人言も増え、
食事よりもPL顆粒の服薬が元気の源となった今、
心身共にガタついてきている。
マメも今後医療機関にお世話になる回数も
増えるだろう。
現在の介護保険制度では、“原則、病院へ通院する場合、
ガイドヘルプを利用することは出来ない。”らしい。
心身共にマメより高齢化している政府や厚生労働省・
財務省の官僚達は、「病気を患った高齢者が、
どのような思いで家族と共に通院しているのか?」
という現実を、恐らく知らないであろう。
(65歳を迎えたくないよ~。)
ふっと、周囲を見回すと白髪やしわが
仲間達にも増えてきており、イベントや勉強会に
参加しても見掛ける仲間達の姿も減ってきている。
障害当事者だけでなく家族の体調管理も
年々難しくなってきているのだろう。
また近年テレビ等のニュース番組で
“高齢者ドライバーによる自動車事故問題”が
連日取り上げられ、政府はその対策として
“安全機能付き高齢者限定免許証”を
新設する方針で、小池東京都知事は
「ブレーキとアクセルの踏み間違いよる
急発進を防ぐペダル踏み間違い加速抑制装置を
買った高齢者に購入&設置費の9割を
補助すること」を表明した。
障害者が高齢化すると、医療費・介助・
認知症・生活費・孤独死・・・複数の課題が
一挙に来襲するようだ。
マメは幼い頃、「長寿万歳」と思っていたが、
50歳のマメは「人間50年?」に変わりつつある。
【安全機能付き高齢者限定免許 新設決まる!】
高まる高齢ドライバー免許返納問題 これで解決できるのか?
踏み間違え加速抑制システムートヨタhttps://toyota.jp/sapotoyo/commentary/sapotoyoplus/kasoku_yokusei_system/