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車いすユーザーの目線で「京のまち」週1回愚痴ります。 お付き合いくださいね。

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マメは129

 

障害者支援施設で“虐待” 職員6人は人手不足で勤務続ける 北海道

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9579f637d782d8

 

いう記事を見付けた

 

記事を読んでみると今回の虐待は

 

北海道の西興部(にしおこっぺ)村にある

障害者支援施設「清流の里」で、

職員6人が入所者13人に対して虐待

(具体例:▼入所者を裸で長時間放置した。

▼器からこぼれた食事をそのまま食べさせる。

▼硬直している車いすの入所者の体を無理やり動かしたりする。)

を行っていた問題で、菊川博幸施設長は

原因について「働く中のストレスが多い」と話しました。

また、深刻な人手不足から、6人を処分できずにいる。

 

という概要である。

 

今回の虐待のキーワードと考えられる

 

〇 働く中のストレス

〇 深刻な人手不足から、加害者である職員を処分できずにいる

 

は我が国ではあらゆる業種・職種の事業所にも

共通している課題(悩み・不満)である。

マメがこの施設の施設長ならば

 

〇 加害者である職員を懲戒解雇処分にして外国人職員を雇用する。

〇 介助ロボットを導入する。

 

という再発防止策を図る。

 

今後「清流の里」を運営する社会福祉法人

「にしおこっぺ福祉会」は職員の処分を検討しているほか、

今後、弁護士や学識経験者などを含めた

「虐待検証委員会」を設立して原因の究明や

再発防止策を検討するとしているらしい。

 

今後マメは、加害者職員の譴責処分・

虐待防止マニュアルの遵守徹底・相談機関の設立が

再発防止策として発表されると思う。

 

「嫌だ!」「やめてください。」を障害当事者と

その家族が言える日は、何時来るのか!!

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マメは1129日、ひと・まち交流館京都で開催された

障害のある人と暮らす~「きょうだい」の立場からを聴いた。

 

このブログの読者達の中には、今回の講演のテーマである

「“きょうだい”という文字の表記を、なぜ“兄弟”と

表記しないの?」と思った人も多いであろう。

その理由について“きょうだいによるトーク”の

コーナーの登壇者をして語った京都きょうだい会の

奥真木氏は「何らかの障害のある人の

兄弟姉妹のことをひらがな表記での

“きょうだい”と呼んでいる。」と語った。

 

京都きょうだい会 

https://kyoto-kyodai.jimdofree.com/

 

今回の講演で上映されたドキュメンタリー映画

「僕とオトウト」のように、きょうだいとの

関係性・距離感・将来への不安を抱えながら

暮らしているきょうだいも多い。



高嶋ちさ子、ダウン症の姉&父の姿を公開

「みっちゃんの妹愛最高です」「安定の名コンビ」

https://hochi.news/articles/2022.html

 

関係性・距離感・将来への不安を抱えながら

暮らしているきょうだいの一人として、

バイオリニスト&毒舌タレントとして

活動している高嶋ちさ子氏がいる。

高嶋氏は「姉がダウン症。」と世間に公表し、

自身が出演したテレビ番組の中で

「(母が)私と兄を産んだのは…、将来、

母と父が亡くなった時に、みっちゃん(未知子さん)の

面倒をみる人を産んだ」と説明。

物心ついた頃から姉の世話役が当たり前だと

思って生きてきたといい、「『みっちゃんがいなかったら、

産んでないから』って言われた」ことも明かしている。

 

高嶋氏のように強靭なポジティブな精神を

維持しているきょうだいは、非常に少ない。

「高齢者・病人・障害児者の介助は、家族が行うべき。」

という我が国での昔からの古い考え方を一掃すれば

家族の関係性・距離感も近くなるに違いない筈だ。



マメは1121日、ひと・まち交流館京都で行われた

「思いを聴く ~当事者・当事者家族の思い~」を聴講した。

 

マメの予想に反し平日にも関わらずこの日は、

会場は定員一杯の25名近くの聴講者が

発達障害者とその家族への関心の高さが伺われた。



上の図にも記載されているとおり、発達障害者は

 

生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、

幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。

 

そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、

子どもが生きづらさを感じたりすることもある。


発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が

特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、

持っている力を活かしやすくなったり、

日常生活の困難を軽減させたりすることが出来る。

 

そうだ。

健康な人中心の社会生活の中で見逃してしまいがちだが

障害当事者は“成長するにつれ、自分自身のもつ

7不得手な部分に気づき、進学・就職・親子関係・

自他等の問題で生きにくさ”を感じている。

 

発達障害者は障害特性によって、自らの思いを言葉・

文字・行動によって家族・医療スタッフ・支援者等

周囲の人達に伝えにくい(伝わりにくい)場面が多く、

心の中にモヤモヤ感・イライラ感が募って集団から孤立してしまう

 

という人が多い。

 

乙武洋匡氏 「助けてもらうことを当たり前と思うな」の声に反論 
「ごもっともなのですが…」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c7c2b3a8d8ff9f

 

の記事の中で、乙武洋匡氏が障害者への世間の声に対し

「『助けてもらうことを当たり前と思うなよ』という

ご意見もじつにごもっともなのですが、

「日々、助けてもらわないと生きていけない」という人生も、

なかなかしんどいものであるということに、ほんの少しばかり

思いを馳せてやってもらえるとうれしいでやんす」

と大らかな心での深い理解を求めている。

 

恐らく「日々、助けてもらわないと生きていけないという

人生も、なかなかしんどい」という部分は、

保守的な考えの人達から

「支援してもらっている障害者が腰を低くして暮らすのは当たり前。

障害者は謙虚と感謝と自立心が足りない。

言葉の使い方を勉強しろ」と言われるだろう。

 

しかしマメは、重度障害者の生活について本音で語った

ヤンチャな乙武氏らしい発言だと思った。



マメは1118

 

コンビニのレジで小銭』を一枚ずつ出す障がい者 すると強面の男性が後ろから…

https://grapee.jp/1233206

 

という記事を見つけた。

病弱な人・障害児者・高齢者の人達にとっては、

毎日繰り返される日課の中で食事と並んで買い物は楽しみの1つ。

マメも利用しているPayPay(ペイペイ)等キャッシュレス決済や

クレジット決済が決済の中心となりつつある我が国。

この記事は、我が国で起こった障害者と同行したヘルパーが

体験した買い物での微笑ましいエピソードである。

この記事に登場する小山さんは介護の現場で働くプロフェッショナル。

記事の中で小山さんは「私たちは『自分でやりたい』を支える仕事ですが、

あらゆるバランスが崩れるとそれが叶わなくなることもある」と語っている。

小山さんが言うとおり『あらゆるバランス』は、

障害当事者達だけが調整できるものばかりではない。

確かに、外出しても「道を譲ってくれる。」

「買い物するときの店員の対応が丁寧になった。」等

周囲の人の視線が柔らかくなっていることを日に日に感じられるマメ。

制度・公共交通機関のバリアフリー化が進んでいる大都会では、

満員電車であっても障害者の姿が普通の光景として見られる。

過疎地域等地方の市区町村の有識者達は「人手が足りない。」

「財政が厳しい。」と言い訳ばかりして、

今でもあらゆるバランスを整えようともしない。

 

マメは「善意に満ち足りた人は確かに少ないが、

人の心の変化を促すのは人」だということを記事を読んで改めて感じた。


重度訪問介護、16県の利用格差

 

マメは1111

 

「重度訪問介護」の利用が低迷しているのはなぜなのか…

障害者の1人暮らしが当たり前にならない現実

https://www.tokyo-np.co.jp/article/211863

 

という記事を見つけた。

 

重度訪問介護は

 

重度の肢体不自由または重度の知的障害もしくは

精神障害があり常に介護を必要とする方に対して、

ホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴、排せつ、

食事などの介護、調理、洗濯、掃除などの家事、

生活等に関する相談や助言など、生活全般にわたる援助や

外出時における移動中の介護を総合的に行う

 

制度である。

 

今回紹介した記事にも書かれているとおり、

厚生労働省障害福祉課の担当者は

「まずは居宅介護でニーズを見極め、

本当に総合的な支援が必要ならば重度訪問介護の

支給決定をするよう、市町村に求めている」

と説明しているように、あくまで

重度訪問介護の利用は居宅介護を前提としている。

 

また東京家政大の田中恵美子教授(社会福祉学)は

「渋る背景には限られた予算の中で、1人に出すと

次々に希望者が押し寄せる不安があるのではないか。

24時間介護が必要な人には、しっかり使えるようにしていくべきだ」と訴えている。

 

そんな中で今年9月、

障害者権利条約に基づく国連の対日審査で、

日本は多岐にわたる勧告を受けた。

 

「自立生活というのは、イコール人権なんだということを

日本に理解してもらいたい」。障害者権利委の

ヨナス・ラスカス副委員長は勧告後に来日し、

障害者団体の会合でそう話すと

「権利条約に『重度』という言葉はない。

医学的な評価にすぎない」とも語っている。

 

国は安倍元総理大臣の国葬に12.4億円支出した。

その一方で厚生労働省は高所得者化の介護保険料を引き上げるそうだ。

 

高所得者の介護保険料引き上げ「取れるところから取る」の罠

厚労省、自らの制度原則を無視「財源」集めに躍起

https://news.yahoo.co.jp/articles/096

 

この介護保険料引き上げをマメ達障害当事者と

その家族は他人事だと考えてはいけない。

必ず近い将来、障害者権利条約の勧告を上手く利用した

障害者福祉サービスの改悪()として

 

高所得世帯のサービス利用料引き上げ

重度訪問介護認定基準の厳格化

障害支援区分1と障害支援区分2の廃止

 

が厚生労働省から発議されるとマメは思う。

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