忍者ブログ

車いすユーザーの目線で「京のまち」週1回愚痴ります。 お付き合いくださいね。

カテゴリー「未選択」の記事一覧
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



京都市に転居後マメは毎週1日、

NPO法人 I and Iが運営している

就労継続支援B型Peace-full Linkに通い、

商品を入れる袋のシール貼り等の軽作業を行っている。

 

千葉県立船橋養護学校高等部を

18歳で卒業した当時は

「こんな単純作業を行う為に、

生きているんじゃない。

絶対にオレは一般企業に就職する。」と考え、

当時千葉県市川市にしていた行徳作業所には

全く見向きもしなかった。

 

「人間が丸くなった。」という自覚はないが、

就労継続支援B型の事業所で

軽作業を行っている姿を見せている現在のマメ。

 

就労移行支援:障害者への職業訓練制度であり、

一般就労等を希望し、知識・能力の向上・

実習・職場探し等を通じ、適性に合った

職場への就労等が見込まれる65歳未満の者を

対象とする利用者は企業等への就労を希望する者、

技術を習得し、在宅で就労・起業を希望する

障害者等である。

 

就労継続支援:援助付き雇用のひとつであり、

一般の企業・公益法人などの団体に

就職することが困難な障害者に提供される。

 

事業所(作業所)は、大きく

A型事業所」と「B型事業所」とに

分かれているが、基本的なコンセプトは、

障害者に最終的には一般企業・団体での

就労を目指すことを念頭に置き、

就労に際して必要な最低限のスキルや

技能を身に着けることを目的とする。

 

決定的な違いとしては事業所の企業・

団体との雇用契約の有無であり、

A型事業所は求人者(利用者)と

事業所がパートとして雇用契約が

締結されるため、各都道府県が定める

最低賃金の給与が保証される。

 

対してB型事業所は事業所との

雇用関係はないが、事業所から

給与に代わる作業費用

(工賃、最低月額3000円)を

受給して就労を行う。

 

以上で記載したように、障害者の就労支援には

就労継続支援と就労移行支援がある。

 

もちろんこれらの制度を利用している障害者達も

本音では「生活する為」や「お金が大好き!!」である。

 

よく福祉関係者間で一般的に考えられている

“生き甲斐”や“居場所づくり”だけの為に、

これらの制度を利用しているのではない。

 

芸人の世界と一般社会では違う?盲目の漫談家濱田祐太郎と考える「障がい者が働く、障がい者と働く」ということ

https://jocr.jp/raditopi/2021/03/19/263418/

 

のサイトの中で、漫談家の濱田祐太郎氏が

「芸人の世界にはジョブコーチはいない。

養成所(NSC)の先生はジョブコーチの存在かもしれない。」

のコメントから、「芸人の世界には、

障害の有無は関係ない。周囲の人は、

障害のある芸人として接している。

だから自分も努力し続けないと生き残れない。」

という思いがひしひしとマメにはつたわってきた。

 

我が国では今もって“障害者が働く”ことさえ

難しい世の中であるが、“障害者と働く”

“障害者が働く”2つの言葉の違いを、

君達が所属している上司の人は

本当に理解してくれているだろうか?

PR


今回のブログでは、災害個別支援計画について書く。

災害個別支援計画とは、高齢者、

要介護者、障害者等が、災害時に

どのような避難行動をとればよいのかについて

あらかじめ自ら確認する為に、

一人一人の状況に合わせて作成する

個別の避難行動計画である。

令和3年の災害対策基本法の改正により、

避難行動要支援者の個別避難計画を

作成することが市区町村の努力義務とされた。

内閣府/高齢者・障害者等の個別避難計画に関する防災と福祉の連携についてhttps://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000750360.pdf

 

今各市区町村は「作成は必要だろうけど、

人と財政状況が不足している。」

「新型コロナウィルス感染症対策で人が足りない。」等、

行政側の都合だけを考えた

現実を直視した対応を検討中であろう。

もちろん現実を直視することは必要なことである。

 

その一方SNSが発達した現代では世界の人々が、

政府・中央省庁・被災した都道府県と

市区町村の対応をリアルタイムで知ることが出来る。

今まではマスコミ各社を集めて

被災自治体の首長が「救援お願いします。」と

訴えれば良かっただろう。

だが近い将来必ず

「なぜ、被災規模を過小に予想していたの? 」

「犠牲者を救えなかったの?」と

災害対策担当部署以上に分析した結果を使って

政治運動をする人も多く出現するに違いない。

 

さて以上に並べた2つの災害個別支援計画の

画像を見比べると、画像2には

“建物の構造等”という項目がある。

マメはこの項目が設けていることによって

「災害要支援者達(災害時に自ら

避難することが困難な高齢者や障害者等の人。)は、

自宅で生活する日時は主に

どこの部屋で生活していか?」が

解り易く発災時救急救命の際の

重要な資料となると思うのだが・・・。

 

障害者等災害要支援者達が発言しようとすれば、

「災害要支援者は守ってもらう立場。

後のことは私達地域の人達に任せて黙っておけ。」

という暗黙の空気が地域で長年

包み込んでいることを感じているマメだけなのか?



81日マメは

 

植松死刑囚は優秀な介護者だった!?

https://ameblo.jp/mikan-kajyuen/entry-12689515404.html

という記事を見つけた。

 

今回紹介する相模原障害者殺傷事件の

植松死刑囚の犯行前の仕事中の心理はいつも

「利用者に気持ちを送っても、返ってくるものがない、

働いていてむなしい。」であったことは間違いない。

 

介護職の現場で働いている人が一度は思うであろうこの気持ち。

 

死刑囚の犯行については同情する気は全くない。

 

だが、仕事中に抱いていたこの気持ちだけは

「褒めて欲しい。」と思いつつも

人の顔色ばかり見て行動していた時期を

経験しているマメも少しだけ理解出来る。

 

今となっては全て後の祭り祭りだが・・・

植松死刑囚はイレズミを入れていた事を、

入浴介助時に同僚に見られてしまい、

以降上司や同僚から冷遇された。 そうだ。

 

現在東京五輪が開催中で、日本期待の

メダル候補者が次々登場してくる。

 

メダルを獲得した選手達には

「おめでとう金メダル !!」等称賛の嵐。

 

獲得出来なかった選手には

「くたばれ」「消えろ」等誹謗中傷の嵐。

 

その中で東京五輪卓球日本代表の水谷隼選手だけは、

「言いたいことだけ言ってアカウントを

消したみたいですが、あまりにも悪質な

誹謗中傷は全てスクショしていますし、

関係各所に連絡を行い然るべき措置を取ります」

とマスコミを通して伝えている。

 

「くたばれ」「消えろ」 卓球・水谷隼、SNSに届いた中傷DM公開&警告「然るべき措置を取ります」

https://news.yahoo.co.jp/articles/de47c070139c3108016c3ae6a0e396e1176d7838

 

とかく日本人は「沈黙は金」「大人の対応」

という言葉を頻繫に使い、作り笑顔を見せながら

反論を避けることを美徳としている人が多い。

 

その結果、反論しない人・反論出来ない立場の人は、

精神的な病を患う人・自殺に追い込まれ人が出てしまう。

 

人は産まれてから死ぬまで、他人からの評価を受ける。

これからも日本国で生きる為に

 

1,  打たれ強い人

2.  反撃する人

3.  鈍感な人

 

このブログ読者は、どの人を選ぶ?

日本の権力者達はきっと

国民の言動に鈍感な人達なんだろなあー。



729日マメは

西浦博教授 医療崩壊すれば「パラリンピック中止」提言も

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac1fa1877e13b7945bf92d7492bf29081f7000d1

という記事を見つけた。

現在熱戦が繰り広げられている2020東京五輪。

新型コロナウィルス感染対策を行いながら

猛暑に耐えている我々日本国民の多くは、

日本選手団の活躍に元気と勇気をもらっている。

大会の裏方としてのコロナ禍下での

ボランティア等大会関係者達の苦労と不安は、

筆舌に尽くし難い。

商業主義を前面に打ち出している

国際オリンピック委員会の顔色を窺いながらの

発言であろうが、今尚菅総理大臣は

「五輪は中止しない。」の発言を繰り返している。

東京五輪が終了後の

824() 95()の期間で

いよいよ2020東京パラリンピックが開催される。

開催を前にして厚労省感染症対策

アドバイザリーボードのメンバーで

京都大学大学院医学研究科の西浦博教授(44)が、

“週刊文春”の取材に対して

「このまま感染拡大が続けばパラリンピックについて

「『有観客』以前に、開催にこぎつけることが

出来るかどうか、非常に厳しい状況だと

言わざるを得ません。

727日、東京都は2848人と過去最多の

新型コロナウイルスの新規感染者数を記録し、

前週比で増加率約1.3倍が続けば、

東京の感染者数はパラリンピック開幕直前の

821日には5235人となる。

経験したことのないスピードで、

今後も感染者数が増えていくことが予想され、

次々と一般病床が埋まっていきます。

都は『確保病床数』を約6000床と発表していますが、

この病床はすぐに使えるわけではありません。

実際にすぐ患者を受け入れられる一般病床は

2600床ほどで、既にこの病床数は超えてしまいました。

医療崩壊に近づいた時は、躊躇なく

『いますぐ中止しないと危ない』と提言しようと、

関係する医師や専門家では申し合わせています。」

と語っている。

西浦氏のインタビュー記事の詳細は、

728日(水)16時配信の“週刊文春 電子版”

及び729日(木)発売の“週刊文春”が報じるそうだ。

 

車いすユーザーの一人としてマメは

「多くの障害児者とその家族にとって恐らく

一生に一回となるであろう東京パラリンピックの開催。

開催して欲しい反面、五輪出場選手に比べ

パラリンピック出場選手がコロナに感染してしまうと、

重症化する可能性が高くなることを考える。

選手達の今後の人生を考えると中止した方が良い。」と考えている。



726日で、相模原障害者殺傷事件から5年が過ぎた。

5年前神奈川県相模原市に所在する

障害者施設津久井やまゆり園で

19人も殺害し、逮捕後も毎日新聞の取材に対し、

知的障害のある人は「生きる意味がない」

「社会のためにやらなければならなかった」

などと述べていた植松被告は

2020316日横浜地方裁判所にて

殺人罪等で死刑判決が下された。

その後被告自ら控訴を取り下げたことで

死刑が確定した。

 

マメを含めた障害者当事者・家族・

介護職員・療護施設運営団体・自治体・

マスコミ・・・・それぞれの立場で検証され、

数多くの課題が検証によって炙り出された。

 

この事件は、後世まで我が国の歴史の記録に残る

極悪非道の事件である。

だが国民一人一人の記憶からは、確実に消えていっている。

相模原事件発生後も多くの障害者施設建設に対して、

建設予定地の住民からの激しい反対運動が全国で続いている。

しかし住民達もアンケート調査には、

一般論として「障害者差別は良くない。」と書く。

でも住民説明会では「自分の家の近くに、

障害者施設ができるのには反対だ。」と大声で叫ぶ。

これが、人としての本音と建て前だ。

 

このままでは何の罪もなく犠牲に遭われた人達の魂は、

供養を何回繰り返しても静まらない!!

プロフィール
HN:
マメ
性別:
非公開
カテゴリー
P R
Copyright ©  -- マメの愚痴日記 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]