- 2025.03.15 [PR]
- 2024.03.01 ブログテーマ: BCP(事業継続計画)って何?
- 2024.02.23 ブログテーマ:障害福祉サービスの向かう先! 2024年障害者総合支援法 報酬改定
- 2024.02.12 ブログテーマ:能登半島地震での 障害のある人たちの状況と支援の在り方
- 2024.01.26 ブログテーマ: 「差別はよくないけれど、障害者施設建設には反対」という考えの本音
- 2024.01.12 ブログテーマ:令和6年能登半島地震での 災害弱者の避難生活
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マメは3月1日
BCP- ゆめ風基金
https://yumekazek.com/bousai/bcp.html
という記事を見つけた。
事業継続計画(BCP)とは、災害などの
緊急事態が発生したときに、事業所が損害を
最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画。
事業継続と復旧計画(BCRP)とも呼ばれている。
以上のサイトを読んでみると厚生労働省は、
福祉事業所に対して早期のBCP策定を求めている。
また長年障害者防災について取り組んでいる
NPO法人ゆめ風基金はサイト上で福祉事業所での
BCPの必要性について、以下のとおり記載している。
●福祉事業所してのBCPの必要性
a.利用者の安否確認をし安全を確保する
(できるだけ早いサービスの提供開始、
場合によってはふだん以上の
サービス提供が必要になることも)
b.事業所の経営安定
サービス提供が遅くなるほどその分
収入も入らず事業所の運営は厳しくなり、
場合によっては倒産という事態にもなりかねない
c.福祉避難所の早期開設の必要性
東日本大震災のようにサービス提供時間帯に
災害が起これば、行政の依頼とは関係なく
自主的に避難所を開設する事態になる
マメは障害当事者として福祉事業所による
BCP策定は、その福祉事業所の災害発生時の
基本的な考えが明文化されることによって、
今後障害当事者とその家族や求職者にとって
福祉事業所選びの参考資料となるので非常に有難い。
だが同時に
不安1 その一方職員不足の全国の福祉事業所が、
災害対策の準備を通常業務と並行して行えるのか?
不安2 職員とその家族も被災してしまう現実が
訪れた際、各職員が「支援を選ぶ環境に
福祉事業所が整えられるのか?」
も抱えていることも忘れないで欲しい。
ゆめ風基金 / 事業所として災害時に必要な準備対策一覧表https://yumekazek.com/bousai/pdf/hinagata.pdf
マメは2月22日
障害福祉サービスの向かう先!2024年障害者総合支援法 ...
https://caretasukeru.com/disability-support-law/6112/
という記事を見つけた。
早速
【障害福祉報酬改定】2024年度改定の概要、固まる ー 厚労省
https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/1568
で調べた結果でのマメの意見は
通所系サービスにおける食事提供加算の見直し
<栄養面の評価を導入したうえで、経過措置を令和9年3月31日まで延長>
物価高騰を踏まえた施設における補足給付の基準費用額(食費・光熱水費)の見直し
<基準費用額 54,000円 → 55,500円>
入院中の重度訪問介護の利用について特別なコミュニケーション支援を必要とする障害支援区分4及び5の利用者も対象に追加
<入院中の重度訪問介護利用の対象 区分6→ 区分4以上>
ピアサポートの専門性の評価
<ピアサポート実施加算【新設】100単位/月>
以上にについてはピアサポートの専門性の
評価の基準について等今後詳細について
議論しなければならないだろうが、
一定の評価を与えたい。
施設のすべての入所者に対して、地域移行の意向を確認。
グループホームの見学、地域活動への参加等を評価
<意向確認に関する指針未作成の場合の減算5単位/日、地域移行促進加算(Ⅱ)【新設】60単位/日 等>
施設から地域へ移行し、入所定員を減らした場合の加算を創設
<地域移行支援体制加算【新設】>
グループホームから希望する一人暮らし等に向けた支援の評価
<自立生活支援加算(Ⅰ)【新設】1000単位/月 等>
家族支援の評価を充実
<事業所内相談支援加算 80単位/月1回 → 家族支援加算 80単位/月4回(オンライン60単位)、延長支援加算の見直し 等>
以上に記載した地域移行に関する項目については、
施設やグループホームが「1人1回だけ〇〇しました。」
という形式だけの支援だけで終わる可能性が高くなると思う。
次回の報酬改定では、災害時に於ける
福祉サービス提供加算(仮称)についての
項目を新たに加えて欲しいと思った。
マメは2月9日
能登半島地震 障害のある人たちの状況は - 記事
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/888/
という記事を見つけた。
令和6年元日に発生してしまった能登半島地震。
石川県内各市町村で、寒さが一段と厳しい環境の中
災害ボランティアの人達を中心とした
支援・復旧の輪が広がっている。
その輪はまだまだ小さいが、障害者にも広がっている。
https://aarjapan.gr.jp/report/12792/
だが今回の地震でも、医療を中心とした支援の在り方が
取り上げられ更に災害連関連死が増えていくに違いない。
能登半島地震被災地で高まる感染症や心の不調リスク
災害関連死の防止へ学会や大学が情報提供
https://scienceportal.jst.go.jp/explore
今後有識者達は恐らく支援・復旧が遅れた理由として
「道路が陥没・寸断」「雪の影響」
「人財不足」等の問題を提起するであろう。
マメも有識者達の問題提起と同じだが、
有識者達と根本的に異なる点は
「国民の多くが地震慣れして、
支援・復旧は当該地域の問題。」
と考えてしまっていることである。
もし首都東京を震源とした関東大震災レベルの
震災が発生したら、我が国全ての国民が
支援・復旧・復興に全力で協力するに違いない。
災害発生の際は「当たり前」ではなく
「迅速」をキーワードに行動して欲しい。
マメは1月26日
「差別はよくないけれど、障害者施設建設には反対」-「施設コンフリクト」をどう乗り越えるか。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/413a5e2005eb
という記事を見つけた。
まずマメはこの記事を視て
我々日本人は昔から本音と建前を上手く使い分ける。
更にSNSによって急速にその状況が悪い方向に向かってている。
障害児者とその家族に対しても同じ。
一部の障害当事者とその家族は今まで、
地域移行に関しても行政・支援者に
嘆願・要望等の運動は行って来た。
今後は「生活するだけで精一杯」
「難しいことは解らない。」と考えていた
障害者当事者とその家族も、住民説明会等へも
出席し批判・罵声の声も直接受け止めなければ、
地域住民が築いてきた倫理観の下で
更に状況は悪化する。
もう少し当事者意識を持つべき。」
だと思った。
下半身不随のアイドル猪狩ともか
「障害者が犯罪を犯すとでも思ってるのか」住民の声で施設断念に
https://news.yahoo.co.jp/articles/c75156145668de4b
にて、猪狩ともか氏が述べている
「『障害者が視界に入るのが嫌』ですか…。
反対している人は“障害者が犯罪を犯す”
とでも思っているのか。
犯罪は健常者でも犯しますよね。
それとも“障害者は醜いから視界に
入れたくない”とか?
『社会には必要と分かっているけど、
近所にはできてほしくない。』というの
が際立った例だと思いました」
という意見は全国の障害者と
その家族・支援者の本音だとマメは思う。
猪狩ともか氏を見習おう!!
「新年あけましておめでとうございます」という
子供達の元気な新年の挨拶が交わされている中で、
令和6年元日に発生してしまった令和6年能登半島地震。
この地震によって、一瞬の間に地獄に落とされ
厳寒の地域で現在も体育施設等で避難生活に
耐えている方達には、マメも頭が下がる。
現在地震によって石川県を中心に燃料・
食品・衣料品等の用品・サービス
全てに於いて不足している。
今後更に、新型コロナ・インフルエンザ・
凍死等災害関連死の人の数が増えるのは確実だ!!
社会的に立場が弱い障害児者等と
その家族等も地震による影響の為、
著しく支援者不足の中で福祉避難所に指定された
支援施設や自宅等での避難生活を過ごしている。
「ほかに受け入れ施設ない」障害者支援施設の職員も被災
“災害弱者”サポートの現場【報道ステーション】(2024年1月8日) https://www.youtube.com/watch?v=3E98cJQwxfU
ニュース番組等で、障害児者の
避難生活を視た人の中には
「迅速且つ効率的な災害支援が今一番必要な時に、
なぜ障害児者だけ特別扱いるの?」と
思う人もいるだろう。
以上に紹介した動画のように、
殆どの障害児者とその家族は、
「体育施設等の避難所で避難生活をしないのではなく、
障害児者である為に他の避難者と共に
生活が出来ない。」ということだけは理解して欲しい。
我が国の政府はこの地震の支援として、
1兆円規模を拠出するそうだ。
地震支援 新年度予算案の予備費 1兆円規模に倍増で調整 政府https://www3.nhk.or.jp/news/html/200.html
有難い話しである。
必ず利益誘導をなくし公平に分配して
無駄遣いをしないで欲しい。