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- 2020.12.22 ブログテーマ:“第35回『国際障害者年』連続シンポジウム”に参加して
- 2020.12.21 ブログテーマ:障害者手帳って何?
- 2020.12.16 ブログテーマ:災害での自衛隊での役割と障害児者
- 2020.12.14 ブログテーマ:新型コロナウィルス感染症で苦境の福祉作業所
- 2020.12.08 ブログテーマ:映画“そんな夜更けにバナナかよ”を観て
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12月19日マメは、オンラインで開催された
第35回『国際障害者年』連続シンポジウムに参加した。
今回のシンポジウムのプログラムは、以下のとおりである。
第35回『国際障害者年』連続シンポジウム
障害者にとって「働くこと」や「生きること」について考える
~「働く」ときの介護保障や合理的配慮と、「生産性」優位社会について~
今回のシンポジウムでも、
木村英子参議院議員・障害当事者・難病の人・
厚生労働省 職業安定局雇用促進係長の話が
暖房を効かせた自宅でパソコンから聴けて良かった。
新型コロナウィルスが終息しても、
このシンポジウムもオンライン形式を続けて欲しい。
マメなりに今回のシンポジウムのテーマ
“障害者にとって「働くこと」や
「生きること」について”を考えてみた結果、
「働くからには、生産性または社会(地域)に
貢献することが求められる。
高齢化社会と人口が減少している
我が国で現在、業務の合理化・IT化・
機械化・人材の国際化が促進されている。
だが今後は障害者・女性・失業者等が
長い期間働き易い環境を整えることと
仕事に関する欠格条項の緩和
または廃止が必要である。
働き易い環境を整える為の起業支援・
就労支援・生活支援・合理的配慮等
長期間の支援と規制撤廃を国と
関係業界がそれぞれ罰則規定を設けた
義務として行うことが必要だと思う。」
障害当事者とその家族達はそれぞれ
~「働く」ときの介護保障や合理的配慮と、「生産性」優位社会~
についてどのように考えているのだろうか?
マメは12月16日YouTubeで
障害者手帳ってどうなの?
https://www.youtube.com/watch?v=_j2uWUTviz0
という動画を見つけた。
マメは生まれてから3年後の昭和47年(1972年)
から身体障害者手帳1種1級を取得している。
障害者手帳を取得した場合のメリットとデメリットは
メリット1:就職等の際、障害者枠へ応募できる
メリット2:料金の割引等の助成・給付が受けられる
メリット3:税金が優遇される
デメリット1:「私は障害者である」ということを
受け入れないといけないという覚悟が必要。
デメリット2:友人や職場の同僚などに
偏見の目で見られることがあるかもしれない。
である。
詳しくは
障害者手帳のメリット・デメリットは?
~解説します、障害者手帳のあれこれ。
https://shohgaisha.com/column/grown_up_detail?id=33
を観て欲しい。
幸いマメは、障害者手帳を取得して
デメリットを感じた経験はない。
しかし以下に紹介する2本の体験談のように、
人生の途中で病気・事故等で障害者と
なってしまった人とその家族にとって
障害者となってしまった一瞬から
「人生を、全て否定されるぐらい苦痛と疲労。」を
感じながら毎日を過ごしている人も多いであろう。
自宅で精神障害者と暮らす家族の悩み・体験談- チエノバ(2018年6月7日放送)
【事故の瞬間】僕が健常者から障害者になった1日の出来事[No.2]
今回新型コロナウィルス感染症支援の為に
看護官が派遣されることが決まり、
年々国内外で発生している
自然災害・国防・平和維持活動・・・
派遣回数が増えている自衛隊。
陸・海・空の各自衛隊は自衛隊法に基づいて
さまざまな活動を行っており、
自衛隊は天災地変その他災害に対して
人命または財産の保護のため
必要があると認められる場合は、
都道府県知事等の要請(ただし、特に緊急を
要する場合は、要請を待たずに)に基づいて、
防衛大臣またはその指定する者の
命令により派遣される。
災害派遣では、地方公共団体などと
連携・協力し、被災者や遭難した
船舶・航空機の捜索・救助、水防、
医療、防疫、給水、人員や
物資の輸送などに携わっている。
これまでのおもな災害派遣活動
過去の自衛隊の災害派遣活動としては、
以下のようなものがある。
・阪神淡路大震災に伴う災害派遣(1995年)
・地下鉄サリン事件に伴う災害派遣(1995年)
・三宅島火山噴火に伴う災害派遣(2000年)
・東日本大震災に伴う災害派遣(2011年)
・関東・東北豪雨に伴う災害派遣(2015年)
・九州北部豪雨に伴う災害派遣(2017年)
・北海道胆振東部地震に伴う災害派遣(2018年)
等日本国民にとって最後の砦と
なっているのが、自衛隊である。
マメは知らなかったが、防衛省・自衛隊に
障害者も就職が出来るそうだ。
防衛省・自衛隊:障害のある方の選考採用|採用情報
障害児者の生活の中で、自衛隊は
最も関わる機会が少ない機関である。
もし災害発生時に自衛隊が地域に来て
風呂のサービスは提供してくれても、
私達障害児者の入浴介助は行ってくれない。
今までは縦割り行政の弊害もあり、
“障害児者と自衛隊員”“災害派遣と福祉”
お互い遠い存在であった。
近い将来“自衛隊が保有する装備と経験”と
“障害者が持つ当事者目線”が、
災害支援に関して協働出来る日が待ち遠しい。
新型コロナウィルス感染症で今この時も
世界各国の人々が生命・後遺症・
生活・・・苦しんでいる。
その中の一つが、障害児者と
その家族の頼りの綱となっている
福祉作業所である。
新型コロナで苦境の福祉作業所 ピンチをチャンスに
https://www.nhk.or.jp/shutoken/bb/20200721.html
の記事しているように
「お菓子や小物を作っても、
イベント自粛などで販売する場がない。」
「作業が受注できない。」
「感染対策に不安があり、
作業所の運営自体を自粛している」
「作業所に通えない為に、
精神症状が強く出ている。
うつの症状がより大きくなった。」
「作業所利用者が家で暴れて、いすを投げた」
等様々な現場に携わる人々から声が上がっている。
政府や市区町村も
“職員への慰労金支給”
“生産活動での収入減少対策”等
対策を行っているが運営・感染対策等を
考えると充分ではなく、中小企業レベルの
支援も必要だとマメは思う。
きょうされん(旧称:共同作業所連絡会)でも
以下のとおり、新型コロナウイルスに
かかわる対応を行っている。
きょうされん新型コロナウイルスにかかわる対応
https://www.kyosaren.or.jp/corona/11578/
2020年の年末年始を乗り切れば、
予防ワクチン接種開始という光明が
少しだけ見えてくる。
もう少しのガマン。頑張ろう!
12月4日マメは、読売テレビの
金曜ロードショーとして放送された
“そんな夜更けにバナナかよ”を初めて観た。
この映画「障害当事者の気持ちと
日常生活をリアルに描いている。」と、
映画館での上映開始時から大変評判が良かった。
映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』公式サイト
の作品紹介欄に記載しているように
主人公の鹿野靖明(演者:大泉洋氏)34歳は、
幼少の頃から難病の筋ジストロフィーを患い、
体で動かせるのは首と手だけ。
人の助けがないと生きていけないにも関わらず、
病院を飛び出し、風変わりな自立生活を始める。
自ら大勢のボランティアを集め、
わがまま放題。
ずうずうしくて、おしゃべりで、
ほれっぽくて!自由すぎる性格で、
まっすぐに力強く生きる人。
そんな彼を持て余しながらも接する
周囲の人の日常生活を描いている。
マメは鹿野を演じた大泉洋氏の
明るさと饒舌振りだけでなく、
日常生活の中での筋ジストロフィーの
特性・障害者がときおり発する言葉・
しぐさ・表情をよく洞察し
細かい部分まで演じた演技力を
「流石、プロ!!」と最も高く評価したい。
既にこの映画を観た人の中には
「鹿野の生き方は、間違っている。
周囲の人達に世話になっているのだから、
謙虚で素直に生きるべし。」
「ボランティア・医師と鹿野の良好な関係性は、
映画だけの話しだけだよ。
現実の障害児者の日常生活は、
不安・遠慮・我慢しながらの生活だよ。」
「鹿野の両親は、鹿野を甘やかし過ぎ。
母親が、鹿野を介助するのが当たり前だろ。」
と思った人も多いだろう。
マメも「“わがまま放題。
ずうずうしくて、おしゃべりで、
ほれっぽくて!自由すぎる性格で、
まっすぐに力強く生きる為に努力し続ける人。”
に障害児者が地域を巻き込む為になりたい。」
と、この映画を観て強く誓った。